カルティエ タンクフランセーズ

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「憧れの高級ブランドは?」と聞けば、必ず名前が上がる「カルティエ(Cartier)」。
かつて英国王エドワード7世が「王の宝石商、宝石商の王(Jeweller of kings, king of jewellers)」と讃えたとも言われ、数多の王室から御用達とされる世界有数のハイジュエラーです。
今回はそんなカルティエの中でもロングセラーであり、今年登場して以来約27年ぶりにモデルチェンジした「タンクフランセーズ」についてご紹介致します。

まず「タンク(戦車の意味)」ウォッチとは、その名が示す通り第1次世界大戦に登場した戦車のフォルムにインスピレーションを受けてデザインされました。戦車をモチーフにした理由は、 第一次世界大戦時に戦車が終戦をもたらし「平和の象徴」とされているから と言われています。

100年以上の歴史をもつカルティエの「タンク」シリーズ。その中でもブランドの創業1847年から150周年を迎える年の1年前である1996年に登場したのが、“フランスの”という意味をもつ「タンク フランセーズ」でした。
これほどロングセラーなのにタンクフランセーズが登場したのは意外にも近年なのです。
「タンク」コレクションとして初めて一体型ブレスレットをまとったデザインで当時としてはセンセーショナルなフォルムのモデルでした。

 

長年にわたって親しまれてきた大ヒットモデルなだけに、初のフルモデルチェンジは基本的に「タンクフランセーズらしさ」を生かしたデザインに仕上がっています。しかし、丸みを帯びたケースとブレスレットが一体化しリューズはケースに一部が組み込まれるなど、全体的に一体感が強調されました。

CHARLES NEGRE, Comité Cocteau / 2022, ProLitteris, Zurich © Cartier

 

一体化したデザインと言えば近年ラグジュアリースポーツという分野に代表されるようにスポーティなモデルが多、くメンズライクなフォルムになりがちではあります。
そんな中でドレッシーな要素が強いの「タンク フランセーズ」が、その素材を維持しながら今回新しく生まれ変わったことは、メゾンの時代に流されない物づくりに対する情熱が感じられます。初のフルモデルチェンジを遂げた「タンクフランセーズ」を是非とも店頭でご覧ください。

©︎ Cartier Antoine Pividori

 

品番:WSTA0065

ケース素材:ステンレススティール

ブレスレット素材:ステンレススティール

ケースサイズ:25.7㎜×21.2㎜

防水:3気圧

 

価格:495,000円(税込)

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