ショパールの歴史と新作ハッピースポーツ

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皆さん、こんにちは。

WATCH&WONDERSを終え、多くのブランドから新作が発表されました。

そんな新作の中から、本日はショパールのご紹介です。

ショパールと言えば、日本ではジュエリーのブランドのイメージが強いですが本来はれっきとした時計のブランドなんです。

では、その少し歴史を紐解いてみましょう。

 

【ショパールの歴史】

時は19世紀。 農家の息子として生まれたルイ・ユリス・ショパール氏がスイス・ジュラ地方に時計工房を設立しました。

弱冠24歳にして時計職人としての頭角を現し、国内外へ販路を拡大します。

その芸術品とも言うべき傑作時計の数々は、ロシア皇帝ニコライ2世の宮廷など、世界中のセレブリティから広く永く愛されてきました。

今でこそ貴石を採用したラグジュアリーラインがアイコンとなるショパールですが、熟練した時計技術の職人技は初代から変わらず受け継がれてきました。

その実力は、他の老舗工房を差し置いて、早い段階から名誉ある2つの役割“スイス連邦射撃祭”と“スイス鉄道への時計の公式提供”を担うほど認められたものとなりました。

 

ルイ・ユリスの息子であり二代目のポール・ルイがショパールを継ぎ、ジュネーブへと工房を移転、その経営をさらに広いものへと成長させます。

そして三代目ポール・アンドレの時代。

100年以上の伝統を築いてきたショパールですが、後継者が同族から見つからず、その経営権を他社に譲渡します。

買い手はドイツで代々ジュエリー・ウォッチメーカーとして名を馳せていたカール・ショイフレ3世。 全くの赤の他人への譲渡と思いきや、ジュエラーとして、ウォッチメーカーとして、そして人間として二人は意気投合したと言われています。

ジョイフレ家も同じく、現存のジュエリー&ウォッチメーカーとしては数少ない同族経営として発展を遂げました。

とりわけめざましいグローバリゼーションにショパールを導いたのは、カールとその妻の尽力に依るところです。

 

また、近年では世界的にも珍しいマニュファクチュールを持ち、完全自社製ムーブメントの開発・搭載にも帆を進めています。

メンズ、レディースともに抜群の品質・ステータス性・デザイン性を持ち、幅広い年齢層から人気の高いラグジュアリーブランドとして成長してきました。

しかし、これら一連の出来事は全く新しいショパールが成し遂げたということではありません。

ジョイフレ家によりショパールの情熱と信念は確実に受け継がれた結果であり、今なお作品である腕時計を通して世界中に発信され続けています。

 

【ハッピースポーツ】

最初のハッピースポーツは1993年に発表されました。

先に発表されたハッピーダイヤモンドのヒットを受け「よりアクティブに動く女性のために」というコンセプトのもと開発されました。

ステンレス製モデルなどもあり、ハッピーダイヤモンドよりも比較的手に入れやすい価格帯も魅力の1つ。

今でこそステンレス製モデルにダイヤモンドがセッティングされたモデルは珍しくありませんが、1990年代前半ではこういった「貴×ステンレス素材」というのはあまり採られなかった手法でした。

 

今年もいくつかの新作を発表しています。

こちらはリューズやラグネジにレッドゴールドを使ったモデル。

ブラックとゴールドのコントラストが大人の女性を演出する1本です。

ハッピースポーツ(ref.  278590-6015)

素材:18Kレッドゴールド&ステンレススティール

ダイヤル:ラッカー仕上げを施したディープブラックの文字盤

価格:770,000円(税込)

 

 

店頭に並ぶのは少し先ですが、今から入荷が楽しみな1本です。

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