【新作入荷情報】OMEGA ~レイルマスター~
皆さま、こんにちは。
本日はOMEGAより、先日発表された新作のレイルマスターをご紹介します。
【レイルマスターの歴史】
1957年に発表されたオメガ「レイルマスター」は、初代「スピードマスター」、「シーマスター 300」と並ぶ、プロフェッショナルタイムピース三部作のひとつでした。
1950年代に入って電気機器の普及が進むと、時計の耐磁性能が大きな問題となったそうです。対して、ロレックスは54年に「ミルガウス」を、IWCは「インヂュニア」(55年)をリリースしています。オメガも1000ガウスの耐磁性能を持つ「レイルマスター」(57年)でそれに続いたのです。
レイルマスター ≪ref. CK2914-5≫
その名称こそレイルマスター、つまり鉄道員向けでしたが、そもそもこの時計の原型はイギリス空軍向けのミリタリーウォッチ(CK2777)だったそうです。
イギリス空軍は、機内で発生する磁気の影響を受けない時計の開発をオメガに要請。55年に、オメガはこのモデルの発展系であるCK2777-2を開発し、これがレイルマスターの原型となりました。
「レイルマスター」の特別な特徴は、ムーブメントを保護するための、1,000ガウスの耐磁性を実現するインナーケースでした。
これにより、電流を扱うエンジニアや技術者、科学者に最適な時計とされていました
【レイルマスター コレクション】
それでは、新作のレイルマスターを見ていきましょう。
新しいレイルマスターはセンターセコンドとスモールセコンドの2タイプ。
38mmのステンレススティール製のケースに15000ガウスの耐磁性を備えたムーブメント(キャリバー8806,キャリバー8804)を搭載しています。
どちらも日付表示がなく、シンプルなデザインとなっています。
また、ダイヤルは全体にブラックのグラデーションが施されたグレーまたはベージュカラーに仕上げられており、スーパールミノバを塗布した転写インデックスと数字が、高い視認性を実現しています。
「レイルマスター」コレクションは、4つのモデル展開となっています。グレーのダイアルに、ステンレススティール製ブレスレットを合わせたモデルとブラックレザーストラップを合わせたモデル。
ref. 235.10.38.20.06.001 価格:847,000円(税込)
ref. 235.12.38.20.06.001 価格:792,000円(税込)
そして、スモールセコンドを備えたベージュのタイムピースに、ステンレススティール製ブレスレットを合わせたモデルとゴールデンブラウンのノヴァナッパレザーストラップを合わせたモデルです。
ref. 235.10.38.20.13.001 価格:935,000円(税込)
ref. 235.12.38.20.13.001 価格:880,000円(税込)
すでに店頭に入荷済みのモデルもございます。
是非、手に取ってその魅力をご体感ください。