IWCの技術の結晶”パーチュアルカレンダー”

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皆様こんにちは。今回はIWCの卓越した技術が凝縮された複雑機構”パーペチュアル カレンダー”の魅力について触れていこうと思います。

 

パーペチュアルカレンダーとは複雑時計に搭載されているカレンダー機能のことで、「Perpetual(永遠や永久を意味する)」と言う名の通り時計が止まるまでカレンダーを手動で永久的に調整する必要がない世界三大複雑機構の1つとされています。

一般の時計のカレンダーは31日と設定されているので、2月・4月・6月・9月・11月の月をまたぐ際は手動でカレンダーを調整する必要があります。
しかしパーペチュアルカレンダーは月ごとの日数はもちろん、うるう年の調整まで自動で調整を行うよう機械的にプログラミングをされています。

まさに、世代を超えて受け継がれることを前提に生み出された機能ですね。

IWCのパーペチュアルカレンダーを語る上で欠かせない人物がいます。

彼の名は”クルト・クラウス”

「IWCの頭脳」と呼ばれ、時計業界の歴史に残る数々の偉業を成し遂げた伝説の時計師です。IWCの顔といわれる「ダ・ヴィンチパーペチュアルカレンダー」を考案しました。

 

クルト・クラウス氏

1985年の「ダ・ヴィンチ・パーペチュアル・カレンダー」でデビューした彼の精巧なパーペチュアルカレンダーは、わずか80個の部品しか使われていないにも関わらず、日付・曜日・月表示の他、4桁の西暦やムーンフェイズまで表示します。

このスマートな機械式プログラムは、各月の日数の違いを自動的に判別するだけでなく、4年ごとの閏年には2月末日に1日を追加します。また、ムーンフェイズ表示は、実際の月の満ち欠けとの間に生じる誤差が577.5年間でたった1日分という精度を誇ります。すべての表示が完璧に同期し、リューズを回すだけで簡単に調整することが可能です。まさに他のブランドには成し得なかった発想と技術力ですね。

センチュリースライドを搭載したモデルは2499年まで日付を表示し続けることが出来ます。このカレンダーの微調整が必要になるのは、世紀が始まる年で閏年のない2100年、2200年、2300年のみです。永久カレンダー搭載のいくつかのモデルは、北半球と南半球の月の姿が鏡像のように描き出されるダブルムーンフェイズ表示を備えています。

約500年も先のカレンダーが機械的にプログラミングされているこの機能自体がロマンを感じさせます。

 

いかがでしたか?今回のIWCのパーペチュアルカレンダーについて探求していく中で複雑な機能を簡単にこなせることこそが真の技術力なんだと改めて感じさせられました。

IWCの今後の動向にも目が離せないですね。

 

モデル:ポルトギーゼ パーペチュアルカレンダー

品番:IW503404

ムーブメント:IWC自社製自動巻キャリバー52615

ケース素材:K18レッドゴールド

ストラップ:サントーニ製ブラウンアリゲーターストラップ

ケース径:44.2mm

パワーリザーブ:7日間

価格:¥6,913,000 (税込み)

 

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