皆様こんにちは。今回はブルガリから”オクト フィニッシモ クロノグラフGMT”をご紹介致します。

2014年から続いている”オクト フィニッシモ”シリーズは超薄型ウォッチとして時計業界を賑わしてきました。

ケースが薄いということは、ケースやムーブメントの設計、パーツの加工にムーブメントの組み立てと全ての工程で高い技術力を求められます。それゆえに超薄型ウォッチは歴史ある技巧派ブランドの特権ともいえるジャンルで薄くてエレガントなドレスウォッチで紳士たちの腕を飾ってきました。

そんな時計業界の常識を覆したのがブルガリでした。同ブランドは1970年代から時計製造に力を入れてきましたが2000年よりブルガリのグループ化を進め、ケース会社やブレスレット会社、高度な技術を持つ時計工房を傘下に収め、さらに高度な時計作りに邁進してきました。

そして2012年に始まる「オクト」コレクションによって、その実力は完全に開放されました。特に2014年から始まる「オクト フィニッシモ」は、超薄型ウォッチの新しい世界を切り開いたと言えます。

”オクト フィニッシモ  クロノグラフ”のムーブメント厚は3.30mmしかなく、ケース厚は6.9mm。これは世界で最も薄い自動巻き式クロノグラフです。しかもGMT表示は3時位置に収めており、9時位置サイドのプッシュボタンで操作できるという利便性も兼ね備えています。ケースは極薄ですがオクトの特徴である立体感はしっかり作り込まれており、クロノグラフ用のプッシュボタンをケースに美しく馴染ませることで全体のプロポーションを崩していません。

BVL318キャリバーの特徴は自動巻きローターがムーブメントの外周を回るように設計されています。この構造にすることでマイクロローターのようにムーブメントに厚みが出ず、自動巻きにもかかわらず極薄のフォルムが実現しました。この薄さで55時間のパワーリザーブを兼ね備えているので驚きです。

いかがでしたか？私も調べれば調べるほど”オクト フィニッシモ クロノグラフGMT”の魅力に惹かれていきました。

”薄さ”にこだわりつつも耐久性と実用性を持ち合わせたまさに次世代の時計です。是非、店頭でその”薄さ”を体感してみて下さい。